●必要保障額とは
必要保障額とは、保障の対象である被保険者が死亡したり、入院してしまったとき、本人 や家族に必要となる資金の事です。 必要保障額は、各家庭によって違います。子供が小さいほど、家族が多いほど大きな保 障が必要になります。また、貯蓄の金額、持ち家か賃貸かによっても保障額が変わりま す。 一般に参考にされるのは、いざという時に必要な遺族の生活費や個々の必要資金の総 額から、遺族年金・死亡退職金・預貯金などのあてにできる収入を差し引き、その不足分 を必要保障額とする考えかたです。 今まで、万が一の死亡保障額はどのように決めていたでしょうか?その決めた保障額 は、足りない…または掛け過ぎ…ではないでしょうか?是非、一度確認してみましょう。
ここでは、必要保障額の出し方をご紹介いたします。
A)残された家族に必要な資金
@死後の整理資金 A教育資金 B家賃 C遺族の生活資金 D子供の結婚資金 E住宅購入資金 F生活建て直し資金 G相続対策資金
B)準備済み資金
@貯蓄 A死亡退職金・弔慰金 B遺族年金 C家族の収入
(A)−(B)=必要保障額
(C遺族の生活資金算出例) ご主人がいるときの生活費が30万円の場合 残された家族の生活費はいままでの生活費の7割程度で計算します。
A)末子独立までの遺族の生活費
標準報酬月額 30万円×70%×12か月×(末子の独立年齢−末子の現在年齢)
B)末子独立後の配偶者の生活費
標準報酬月額 30万円×50%×12か月×(末子独立時の配偶者の平均余命) |